簡単!数学プリント作成術 ワード(Word)・エクセル(Excel)・グレープス(grapes)…簡単便利な数学プリント作成術を紹介していきます。

grapesによるグラフの作成方法

ワード(Word)とエクセル(Excel)で数学のプリントを作ろう!

grapesを使ってグラフを作成してみましょう

それでは、実際にgrapesを使って、グラフを作成してみましょう。

まずは、grapesを起動させてください。起動の仕方は説明したとおり、grapesのアイコンをダブルクリックするだけです。

例えば、y=x^2-4x+5のグラフを描くとします。

grapes起動

まず、「陰関数」の「作成」をクリックしてください。

すると、下の図のような「関数電卓」が出現しますので、そこにx^2-4x+5と入力してください。表示上(2乗の部分など)は、しっかりとした表示になりましたよね。2乗や3乗やルートなど必要な記号については、下の部分をクリックすることでも入力できます。

関数電卓

プロパティ入力が終わったら、定義終了を押してください。すると、左のような図が現れますので、線の色・太さ・線種を選び、OKを押してください。

これだけで、きれいなグラフが一瞬で作成できるはずです。

ね、簡単ですよね。

グラフは、何個も同時にかくことができます。また、陰関数をがきたければ、それをクリックすればいいですし、陽関数(円の方程式など)を入れたければ、それを選んでもらえれば、同じように一瞬でグラフがかけますよ。

 

グラフ

いかがですか?楽勝ですね。点の座標なども基本的には同じ作業手順になりますよ。

色々とご自分で試して見てください。

便利なパラメータ

grapesには、もう1つ便利な機能があります。それが、パラメータ機能です。

パラメータ機能とは、例えば、直線 y=ax+b のa,bの値を任意に変化させていくことができるという機能です。ためしにこの式を入力してみましょう。するとy=x+1のグラフが表示されています。

ここで、パラメータの部分を見ていただけると、a=1、b=1になっていると思います。ココを変化させることで、グラフもその場で変化してくれます。

パラメータ

残像も残せますので、上手に使えば、かなり役立つのではないかと思いますよ。