簡単!数学プリント作成術 ワード(Word)・エクセル(Excel)・グレープス(grapes)…簡単便利な数学プリント作成術を紹介していきます。

数式3.0使える小技

ワード(Word)とエクセル(Excel)で数学のプリントを作ろう!

普通の文字よりも大きさが大きくなってしまいますが・・・。
書式設定

通常ワードで作成した文字よりも、大きさが大きくなってしまうため、数式3.0を使ったところだけ行間が大きく開いてしまったりするという現象が起こったことはありませんか?

例えば、数式3.0で分数を作ったり、改行をたくさんして縦に長い数式を作成すると、それらは1文字として認識されてしまいます。

ですから、上の図のように間が抜けた感じの文章になってしまいます。

これを改善する方法は?
書式設定

これらを改善する方法は色々とあります。

  1. 全ての部分を数式3.0で作る
  2. オブジェクトの書式設定→レイアウトで、四角もしくは前面に設定する
  3. ワードのメニューから挿入→テキストボックスを選び、テキストボックス内に入れる

1を用いると、とてもきれいにレイアウトができますが、数式3.0で全てを書くとデータのサイズが大きくなりすぎて、時々固まります・・・。上書き保存をしていなかったりすると、それはもう「俺の2時間を返せ〜!」的な状態になってしまいます。

2はレイアウトを「四角」に設定することで、数式3.0で書いた部分が画像として認識してくれて、文章が回りこんでくれます。ちょうど、このページの画像と同じようになります。
また、「前面」に設定すると自由に数式3.0で書いた部分を固定できます。言葉では、説明が難しいので、色々とためしてみてください。

3 テキストボックスを利用した方法は、この数式3.0のときだけでなく他の様々な図などのレイアウトにとても便利です。テキストボックスの中に配置したい図などを挿入し、テキストボックス全体を動かして配置することで、きれいなレイアウトができます。

色は変えられる?太字にするには?1部分だけ文字の大きさを・・・など

数式3.0の使い勝手で最も悪いのが、字の色を変えられないことにあります。また、一部分だけ太字にしたりするのもできません。

これらを可能にする裏技があります。それは、「パワーポイント(Microsoft PowerPoint)の利用」です。数式3.0で作った数式をコピーしてパワーポイントに貼り付けます。

そして、右クリック→グループ化グループ解除を選択すると、ばらばらになるので、太くしたいところや、色を変えたいところを変更して、またコピー→ワードに貼り付けで色つきや太字ができますよ。

エクセルではできませんので、パワーポイントを使ってくださいね。